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赤ん坊が指さしてる門

文・いしいしんじ 絵・荒井良二

2016年9月1日発行 四六判   128頁  並製小口折り ¥1,000+税
ISBN 978-4-908447-02-0   C0071
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こちらとあちら。門の先にみえる気配。
ふたりの奇才のなかで子どもたちがひらいていく。

「みちのおくの芸術祭山形ビエンナーレ2014」(主催・東北芸術工科大学)で、いしいしんじが発表した「門」にまつわる6つの掌編小説と、ギンザ・グラフィック・ギャラリー「荒井良二だもん」、イムズ・三菱地所アルティアム「荒井良二じゃあにぃ」にて発表した2作品に、本書描き下しの荒井良二によるイラストが合わさり、これまでにない書籍が実現!

いしいしんじ(イシイシンジ)
1966年、大阪府生まれ。京都大学文学部卒業。1994年『アムステルダムの犬』でデビュー。1996年、短編集『とーきょーいしいあるき』、2000年、初の長編小説『ぶらんこ乗り』を刊行。2003年『麦ふみクーツェ』で坪田譲治文学賞、2012年『ある一日』で織田作之助賞、2016年『悪声』で鮭児文学賞、河合隼雄物語賞を受賞。訪れた「その場」で、観客を目前に文字通り最新作を生み出す「その場小説」という独自の創作スタイルを確立
 
荒井良二(アライリョウジ)
1956年、山形県生まれ。『ルフランルフラン』で日本絵本賞、『たいようオルガン』でJBBY賞、『あさになったのでまどをあけますよ』で産経児童出版文化賞大賞を受賞するほか、ボローニャ国際児童図書展特別賞、児童文学賞の最高峰アストリッド・リンドグレーン記念文学賞を日本人として初めて受賞、日本を代表する絵本作家として国内外で活躍する。NHK連続テレビ小説のイラストを担当したり、「みちのおく芸術祭山形ビエンナーレ」芸術監督を務めるなど、活動の幅を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

上記内容は本書刊行時のものです。

表紙

 

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